Konohazuku BLJ2014
Build Live Japan 2014 芝浦工業大学澤田研究室 コノハズクチームのプロセス公開ブログ
2014年9月5日金曜日
10.【9/2 9:00~21:00 設計】ゾーニング-3次元でゾーニングする
2次元のゾーニング案をもとに3次元ゾーニングを作成。
・動線を中心に考え、3次元的なゾーニングを構築する。
人のふるまいに適した条件を元に高さ関係も含めた配置を行いました。
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このファイルはPDF中に3Dが表示されます。Google Chromeでは3Dをぐるぐる動かせませんので、Internet Explorerでご覧ください。
3次元ゾーニング作成中の気付き
主なる気付きとして以下があげられる。
・食べながら育児が見える。
・食べるもこの敷地の顔になるのでは。
・ゆっくり食べるのに食べるが道路側にあるのは問題なのではないか。
・北側敷地公園部分が空いている。
→散歩する空間になるのではないか。
こうしてふるまいとふるまいの間に新たなふるまいが生まれています!
EXODUSでの解析で確認したい事項 地のデザインと「ふるまい」の関係
・南敷地の④で人が滞留していないかを確認したい。
→当初この場所に入浴施設を配置しようとしていた。しかし、人通りが多いと予想したため、2階レベルに配置を変えた。この判断が正しかったのかの確認。…①
・2次元ゾーニングのコンセプトが達成されているかの確認をしたい。
・セットバックした場所に人が集中していないのかの確認。
・黄色のゾーンで人が滞留しているのかの確認
→市場なので人が集まるようにしたい。
こうしたEXODUSで確認したい事項を解析担当者に伝え、条件設定をしました。
こちらが3次元ゾーニングの統合時、解析前のミーティング内容です。
解析結果の共有
・北側敷地の入口付近で人が滞留してしまう。
→改善
・敷地の入口で混んでしまっていてる。
・南側の市場の形状を変えて人が通りやすくする必要がある。
・観光客の動線と島民の動線を絡み合わせることによって、観光客に島民の生活(スローライフ)を提供できるのではないか。
・セットバックした場所では人はスムーズに流れる。
・食べる空間・料理している空間が人の移動を妨げる可能性がある。
→一方スローライフを伝えるのには効果的な麺もある。
→食べる空間・料理している空間を上に設けることによって、スローライフ(食べる・料理する)を見せつつ、動線も確保できるのではないか。
・遊ぶ空間は音楽を聞く(共有する)空間にする。
→音楽を聞く空間を市場の上に置くことによって、訪れた人が音楽に引き寄せられて上に引き寄せられるようにしたい。
・宿泊の横に市場があるとうるさいのではないか(音環境の問題)
→市場の賑やかさで、宿泊客が自然と目が覚める。
→時間帯ごとにストーリーがあるのは面白い。
→朝、昼、夕
・人通りが多く、危ない場所にはキャノピーなどを設けて人の流れを変える。
→建築による人の移動への誘発
解析結果をもとに3次元ゾーニングの修正
食に関するふるまいが分散していたが、人々の関わりが薄れることがわかったため、近い位置に移動しました。→下記PDFのView設定から修正点A,Bの視点
誰もが訪れやすい食の空間を中央の通りから奥に引くことで、敷地の奥まで人が侵入し、石垣の魅力をより深く知れようよう、遊ぶふるまいゾーンに自然と歩を進められるようにしました。
またそのゾーンを、立体的に構成することで、ママと子供たちのふるまいが展開する地上部分と交錯しないよう配慮しました。
→下記PDFのView設定から修正点Cの視点
評価軸の変更
赤文字
が評価項目の更新部分です。
全体の条件
主なるふるまいの評価項目
議事録
解析結果の共有から、変更方針の決定までの議事録はこのようになっています。
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